Laravel PHP プログラミング

【上級編】LaravelでStripeを使ってプラットフォーム型の単発決済をする②※direct charge

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この記事は決済システムの組み込みが可能になるStripeのAPIをPHPのLaravelフレームワークへの実装の仕方についてになります。
単発決済〜サブスクリプション決済、プラットフォーム作成までを全8回に分けて書いていきたいと思います!
今回は6回目の「【上級編】LaravelでStripeを使ってプラットフォーム型の単発決済をする②※direct charge」になります。

 

全8回

1,【準備編】LaravelでのStripeの環境を作成する
2,【初級編】LaravelでStripeを使って単発決済を実装する
3,【中級編】LaravelでStripeを使ったSubscription決済をする
4,【準備編】プラットフォーム作成の為にコネクトを使おう
5,【上級編】LaravelでStripeを使ってプラットフォーム型の単発決済をする①
6,【上級編】LaravelでStripeを使ってプラットフォーム型の単発決済をする②※direct charge
7,【上級編】LaravelでStripeを使ってプラットフォーム型のSubscription決済をする
8,【番外編】Laravelでメール確認付きの安全な会員登録に変更しよう

今回は「6,【上級編】LaravelでStripeを使ってプラットフォーム型の単発決済をする②※direct charge」になります。
第5回と内容は似ていますが入金経路が違ってきます。

第5回では先に親ユーザーに入金した後に子ユーザーに親ユーザーから入金するというお金の流れでしたが今回のdirect chargeを使うと、先に子ユーザーに直接入金された金額のうち手数料分が後から親ユーザーに入金されます。
大きな違いとしては
①Stripeへの手数料3.6%が子ユーザーにかかる
②購入者の情報(メールアドレスなど)は子ユーザーにしかわからない
※親ユーザーには子ユーザーから振り込まれたという情報が表示され、購入者の情報を直接得る事ができません。

それでは実装していきましょう!
テストでコネクトしたユーザーが必要になります。
作成がまだの方は第4回の「【準備編】プラットフォーム作成の為にコネクトを使おう」をご参考に作成しておいてください。

【準備編】プラットフォーム作成の為にコネクトを使おう

direct chargeでの単発決済の実装

routes→web.phpを開き下記を追加してください。
Route::get('/directcharge', 'ChargeController@showdirectcharge');
Route::post('/directcharge', 'ChargeController@directcharge');

次にapp→Http→Controllers→ChargeController.phpを開き下記、functionを追加してください。

今回は1,000円の入金の内500円を親ユーザーに支払います。

次にresouces→viewsを開きdirectcharge.blade.phpを作成してください。

以上で実装は完了です!
テストの決済を行ってみましょう!

direct chargeのテスト決済

「laravelのURL/stripe/directcharge」へアクセスしてください。

下記の様な決済ボタンが表示されていますのでクリックして決済を行ってください。

成功すると「Direct Charge successful!」という画面が表示されます!

Stripeの管理画面に入り入金を確認してみましょう!
親ユーザーの管理画面に入り、「connect→手数料収入の合計」をクリックしてください。
決済が成功している場合、子ユーザーからの入金が確認できます!

子ユーザーのStripe管理画面を見ると「支払い」にまず手数料入金前の全額入金が確認できます。

詳細を確認すると今回の親ユーザーへの入金500円+Stripeへの手数料36円の合計536円が引かれた順売上464円が確認できます。

以上がdirect chargeを使ったプラットフォームの作成になります!

次回はさらに応用したプラットフォーム型のサブスクリプション決済の実装を行います。

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